瓦の製造工程

粘土採掘
粘土採掘業者によって、安城、豊田、瀬戸や矢作川河口より良質な粘土を採掘します。

粘土配合土練
粘土配合業者によって、採掘した粘土とシャモット(リサイクルされた瓦)をブレンドし、生産工場へと運ばれます。粘土はベルトコンベアーで運ばれ三州瓦へと変わって行きます。

成型
高圧の成型機で瓦の原型を作ります。

乾燥
瓦は焼くときに水分が多いと割れてしまうため、そのためここで約1日かけて乾燥させます。

施釉
乾燥させた瓦に色を付けるため一枚一枚釉薬(ゆうやく)を付けます。

焼成
釉薬の付いた瓦は台車に載せられ1100〜1150度の高温でじっくりと焼き上げます。
高温で焼き締めるので、寒冷地でも安心して使用されています。

選別
焼成後の瓦は、念入りにチェックします。コンピューターと人によるダブルチェックは三州瓦の高い品質を守ります。

包装・出荷
様々な検査を経た後、合格したものだけを梱包機にかけ、出荷します。
三州瓦は、今日も日本の真ん中から各地へトラックで運ばれています。