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甍賞
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■第3回(1984年) [講評]
■第2回(1982年) [講評]
■第1回(1981年) [講評]
●歴代審査員の紹介

1987年 第4回 瓦屋根設計コンクール

審査員講評

池原 義郎
いけはら よしろう
日本建築学会
早稲田大学教授
  甍賞は今回は第4回目。前回の審査講評を見ますと、回を重ねるごとにその応募作品の質が高まって来たことが書かれていました。今回も同じことを先づ申し上げる次第であります。
  このようなコンクールは、回を重ねながら自然にその性格や水準が醸成し上昇していくものであります。今回は前回を上まわる133点の応募があり、しかもその作品の質もより高くなったと思います。特に上位入賞の安佐町農協町民センター、二期倶楽部、柿衛文庫館は非常に高い水準で出色の作でありました。甍のもつ大地を思わせる風俗性、或は静謐な風格、親しみのあるしかも温かく日本人のアイデンティティーを思わせるものをみごとに謳いあげている作品に接することができました。千数百年の歴史をもつ甍であるからこそそれだけの幅と深さに応えることができるのかもしれません。
  甍のもつ優れた特性の多くの理解を求め、より多く使用してもらいたいという業界 の願いを込めてこのコンクールが発案されたのだと思います。コンクールが更に回を重ねるごとに、そのレベルが高まると同時に、コンクールの意義もより高い成果とともに、いつしか「家並コンクール」或は「町並コンクール」というより高次なものになり、建築の文化性に大きな貢献を示めすものになる日が来ることを思う次第であります。


戸尾 任宏
とお ただひろ
日本建築家協会
建築研究所アーキヒヴィジョン社長
  甍賞も4回目を迎え、応募作品が昨年よりさらに多く寄せられ、賞の性格も定着し、その質も年々高くなってきたことを強く感じる。一般建築部門で金、銀、銅に入賞した三つの作品は、いずれも地域に根づいた優れた建築であり、しかも、瓦の使用がその性格づけに重要な役割を果たしているものばかりである。安佐町農協町民センターは、地方の町の中心施設として、人々の心を集める象徴性と、周辺の自然景観との調和が見事に成し遂げられているが、瓦屋根の色とフォルムが大きく貢献している。
  二期倶楽部は、大谷石と瓦を組み合わせ、伝統的な構法を用いなから、新しい外観と、格調の高い空間を作りあげている。水準の高い作品である。
  柿衛文庫館は、伝統的な街並みの残る地域に、それとの同化を図りながら、自らも個性と美しさをもった建築を創るという課題に見事に答えている。本瓦葺の甍の重なりと白壁は変化に富み、新しい美しさを古い街並みに加えたであろう。
  住宅部門金賞の榎本郎は、現代的表現の中に瓦を素材として導入し、新しい表現を試みた意欲がかわれたが、もう一工夫が望まれる。佳作に入選した作品の中では、早島西コミュティセンターが、瓦を素直に使った気持ちの良い作品として印象に残っている。
  特別賞の赤福本店は、作者の並々ならぬ力量が感じとれる安定した作品である。


松本 陽一
まつもと よういち
日本建築士会連合会
松本陽一建築設計事務所
  審査第一次の選考で粒よりの水準の高い作品が列ぶ。多くの例は、軒の出の深いいぶし銀の甍と、真白い障子や白壁との対比の美しさをねらう。それは何度繰り返されても倦きることのない日本美としての永遠性を感じさせる。そうした作品も含めて優劣をつけるとなれば、至極当然ながら比較の上で、性格表現に伴う全体と部分への心くばり、その空間構成、環境把握やそれ自体の造形性の妙、そうして比例のよさや新しい試みへの力の入れようなどが評価を左右する。
  甍はたんに風雪に耐える感じを超え、1400年を経てもなおそれ以上に耐えるメンテナンスフリーを誇る建築材である。用途の上で、屋根材或は郊外や古い街並みといった範囲を脱する未知の力無しとはしない。こうした素材への観点からも、最上位入賞作は新たな美の発見への力強い意欲を感じさせる。


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